お笑いコンビ「かまいたち」のネタで有名な「どちらにしようかな」の歌詞に、地域によって大きな差があることをご存知でしょうか?
かまいたちは、2021年7月にYouTubeチャンネルで「選び歌」の地域差を検証する動画を公開しました。この動画では、大阪出身の濱家隆一と島根出身の山内健司が、出身地の歌詞を披露し、互いの歌詞をツッコミ合う様子が話題となりました。
この動画をきっかけに、SNS上では「自分の地域ではこんな歌詞だった!」と、全国各地の「どちらにしようかな」の歌詞が投稿され、大きな話題となりました。
かまいたちの「どちらにしようかな」の歌詞は、以下のとおりです。
どちらにしようかな 天の神様の言う通り あっぷっぷのぷっぷっぷ かきのたね
この歌詞は、大阪出身の濱家隆一が歌うものです。
一方、山内健司が歌う歌詞は、以下のとおりです。
あぶらむし ぽっちりぽんのぽっちりぽん
この歌詞は、島根出身の山内健司が歌うものです。
このように、同じ「どちらにしようかな」の歌詞でも、出身地によって大きく異なることがわかります。
かまいたちが動画で紹介した、その他の地域の「どちらにしようかな」の歌詞をご紹介します。
- 千葉:あっぷっぷのぷっぷっぷ かきのたね
- 群馬:あっぷっぷのぷっぷっぷ カニのたね
- 香川:あぶらむし ぽっちりぽんのぽっちりぽん
これらの歌詞は、濱家が歌う歌詞と山内が歌う歌詞の中間的な内容になっています。
また、以下の地域では、まったく異なる歌詞が歌われているようです。
- 北海道:おじいちゃんおばあちゃん
- 岩手:はっぴーバースデー
- 福島:あぶらむし ぽっちりぽんのぽっちりぽん
- 京都:あぶらむし ぽっちりぽんのぽっちりぽん
- 兵庫:あぶらむし ぽっちりぽんのぽっちりぽん
- 福岡:あぶらむし ぽっちりぽんのぽっちりぽん
これらの歌詞は、かまいたちが動画で紹介した歌詞とは、まったく異なる内容になっています。
「どちらにしようかな」の歌詞に地域差があるのは、なぜなのでしょうか?
その理由は、以下の2つが考えられます。
「どちらにしようかな」の歌詞は、もともと子供たちが遊びの中で歌っていた歌です。そのため、地域の文化や風習の影響を受けて、歌詞が変化したと考えられます。
たとえば、北海道では「おじいちゃんおばあちゃん」という歌詞が歌われています。これは、子供たちがおじいちゃんおばあちゃんに愛されていることを表現した歌詞と考えられます。
「どちらにしようかな」の歌詞は、子供たちが遊びの中で歌っていた歌です。そのため、子供たちの遊びの違いによって、歌詞が変化したと考えられます。
たとえば、京都では「あぶらむし ぽっちりぽんのぽっちりぽん」という歌詞が歌われています。これは、子供たちが遊びの中で、音遊びを楽しんでいると考えられます。
かまいたちの「どちらにしようかな」の歌詞に地域差があることは、日本各地の文化や風習の違いを垣間見ることができます。
また、子供たちの遊びの違いによって、歌詞が変化したこともわかります。
今後も、地域によって異なる「どちらにしようかな」の歌詞が、SNSやYouTubeなどで発見されることが期待されます。
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