健康診断ldhとは

Table of Contents [Show]

健康診断でよく見られる検査項目の一つに、LDH（乳酸脱水素酵素）があります。LDHは、細胞内で糖をエネルギーに変換する際に働く酵素で、全身のさまざまな細胞に存在しています。LDHが血液中に漏れ出すと、LDHの数値が上昇します。

LDHの数値が高い場合、肝臓や心臓、血液などの病気が疑われます。そのため、健康診断でLDHの数値が高い場合は、医師に相談して原因を調べることが大切です。

LDHは、細胞内で糖をエネルギーに変換する際に働く酵素です。LDHは、乳酸とピルビン酸を分解する働きがあり、細胞のエネルギー代謝に不可欠な酵素です。

LDHは、肝臓をはじめ、心臓、腎臓、赤血球などの全身のさまざまな細胞に存在しています。LDHの量は、細胞の種類によって異なります。

LDHの正常値は、性別や年齢によって異なります。

性別	年齢	正常値
男性	120～220 U/L
女性	110～210 U/L

LDHの正常値を超えて高値になることを、高LDH血症といいます。

LDHが高値になる原因は、大きく分けて2つあります。

1. 細胞の破壊
2. 酵素の活性亢進

LDHは、細胞が破壊されると血液中に漏れ出します。そのため、LDHが高値になる原因の多くは、細胞の破壊によるものです。

細胞の破壊を引き起こす原因としては、以下のようなものが挙げられます。

• 肝臓の病気（急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変など）
• 心筋梗塞
• 筋肉の損傷（筋肉炎、筋ジストロフィーなど）
• 骨髄の病気（白血病、悪性リンパ腫など）
• 悪性腫瘍

LDHの活性が亢進すると、血液中のLDHの量が増え、LDHの数値が上昇します。

LDHの活性を亢進させる原因としては、以下のようなものが挙げられます。

• 薬剤の副作用
• 激しい運動
• 高熱
• 発熱性疾患

LDHが高値の場合、まずは医師に相談して原因を調べることが大切です。

原因が明らかになった場合は、その原因に応じた治療を行います。

LDHは、細胞の破壊や酵素の活性亢進によって血液中に漏れ出す酵素です。LDHが高値になる原因は、肝臓や心臓、血液などの病気が疑われます。

健康診断でLDHの数値が高い場合は、医師に相談して原因を調べることが大切です。

• 健康診断
• LDH
• 乳酸脱水素酵素
• 正常値
• 高値
• 原因
• 対処法
• 肝臓
• 心臓
• 血液
• 筋肉
• 骨髄
• 悪性腫瘍
• 薬剤
• 激しい運動
• 高熱
• 発熱性疾患

健康診断ldhとはビデオ

See Also