1 キシロカインポリアンプ10ml

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    キシロカインポリアンプ10mlは、リドカイン塩酸塩を有効成分とする局所麻酔薬です。硬膜外麻酔、伝達麻酔、浸潤麻酔、表面麻酔に使用されます。

    キシロカインポリアンプ10mlの有効成分は、リドカイン塩酸塩です。リドカイン塩酸塩は、ナトリウムチャネル遮断作用により、神経細胞の興奮伝導を抑制する作用を有します。

    キシロカインポリアンプ10mlの用法・用量は、以下の通りです。

    • 硬膜外麻酔:25〜150mg(5〜30mL)
    • 伝達麻酔:15〜200mg(3〜40mL)
    • 浸潤麻酔:10〜200mg(2〜40mL)
    • 表面麻酔:-

    キシロカインポリアンプ10mlの効果・効能は、以下の通りです。

    • 硬膜外麻酔:腰椎麻酔、仙骨麻酔、硬膜外ブロック
    • 伝達麻酔:坐骨神経ブロック、腕神経叢ブロック、腋窩ブロック、鼠径部ブロック、肋間神経ブロック、三叉神経ブロック、歯科麻酔
    • 浸潤麻酔:手術部位の浸潤麻酔、疼痛治療のための局所麻酔
    • 表面麻酔:手術部位の表面麻酔、疼痛治療のための表面麻酔

    キシロカインポリアンプ10mlの副作用は、以下の通りです。

    • 中枢神経系:興奮、多弁、口周囲知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦、意識消失、全身痙攣、呼吸停止
    • 心血管系:血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系抑制、心室性頻脈及び心室細動等の心室性不整脈、循環虚脱、心停止
    • その他:アナフィラキシーショック、接触皮膚炎、結膜炎、眼瞼浮腫、血管痛、筋肉痛、発疹、蕁麻疹、そう痒感

    キシロカインポリアンプ10mlを使用する際は、以下の点に注意が必要です。

    • 過量投与に注意する。
    • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する。
    • 小児等に対する安全性は確立していない。
    • 高齢者では、投与量の減量を考慮する。
    • 肝機能障害・腎機能障害のある患者では、投与量の減量を考慮する。
    • 他の局所麻酔薬、抗不整脈薬、モノアミン酸化酵素阻害薬、三環系抗うつ薬、抗ヒスタミン薬との併用に注意する。

    キシロカインポリアンプ10mlは、硬膜外麻酔、伝達麻酔、浸潤麻酔、表面麻酔に使用される局所麻酔薬です。

    使用に際しては、用法・用量、副作用、注意事項を十分に理解し、適切に使用するようにしましょう。

    • 局所麻酔薬
    • リドカイン塩酸塩
    • 硬膜外麻酔
    • 伝達麻酔
    • 浸潤麻酔
    • 表面麻酔
    • 中枢神経系副作用
    • 心血管系副作用
    • 過量投与
    • 妊婦
    • 小児
    • 高齢者
    • 他の薬との併用

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