キシロカイン注ポリアンプ とは

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    キシロカイン注ポリアンプは、局所麻酔薬であるリドカインの注射剤です。硬膜外麻酔、伝達麻酔、浸潤麻酔、表面麻酔に用いられます。

    キシロカイン注ポリアンプの有効成分は、リドカイン塩酸塩です。リドカインは、ナトリウムチャネルを阻害することで、神経細胞の興奮伝導を抑制し、麻酔効果を発揮します。

    キシロカイン注ポリアンプの作用時間は、用法・用量や麻酔部位によって異なりますが、硬膜外麻酔では1~2時間、伝達麻酔では15~30分、浸潤麻酔では30~60分程度です。

    • 成人:1回20~200mg(10~20mL)

    • 小児:体重1kgあたり0.5~2mg(0.25~1mL)

    • 成人:1回30~200mg(3~20mL)

    • 小児:体重1kgあたり1~2mg(0.5~1mL)

    • 成人:1回20~200mg(2~20mL)

    • 小児:体重1kgあたり0.5~2mg(0.25~1mL)

    • 適量を塗布又は噴霧

    キシロカイン注ポリアンプの副作用には、以下のものがあります。

    • 中枢神経系:不安、興奮、多弁、口周囲の知覚麻痺、舌のしびれ、ふらつき、聴覚過敏、耳鳴、視覚障害、振戦、意識消失、全身痙攣
    • 心血管系:血圧低下、徐脈、心筋収縮力低下、心拍出量低下、刺激伝導系の抑制、心室性頻脈及び心室細動等の心室性不整脈、循環虚脱、心停止
    • 消化器系:悪心、嘔吐、口渇
    • その他:発疹、蕁麻疹、アナフィラキシーショック

    キシロカイン注ポリアンプの使用にあたっては、以下の点に注意が必要です。

    • ショック、アナフィラキシーショックなどの重篤な副作用が起こる可能性があるため、十分な注意が必要です。
    • 誤って血管内に投与すると、中毒症状が急速に発現するおそれがあるため、慎重に投与する必要があります。
    • 重篤な心疾患、腎不全、肝不全、低血圧、高齢者、妊婦・授乳婦等の患者には、慎重に投与する必要があります。

    キシロカイン注ポリアンプは、局所麻酔薬として広く用いられている薬剤です。適正に使用することで、痛みを抑え、手術や処置をスムーズに行うことができます。

    • キシロカイン注ポリアンプ
    • リドカイン
    • 局所麻酔
    • 硬膜外麻酔
    • 伝達麻酔
    • 浸潤麻酔
    • 表面麻酔
    • 中枢神経系副作用
    • 心血管系副作用
    • ショック
    • アナフィラキシーショック
    • 重篤な副作用
    • 誤投与
    • 重篤な心疾患
    • 腎不全
    • 肝不全

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